恒例の窯業大学生による企業研修が昨日から始まりました。

今回は２名で細工場や窯場に絵描き座などを学んでいただきます。学校の授業と違って生産性と品質向上に努めなければなりません。

二人共与えられた仕事を理解し、おしゃべりもせずに一生懸命頑張っていました。

終業時間になるとスタッフの皆さんに「お先に失礼します！」と声をかけて帰られます。とても清々しく私達も刺激を受けています。（2012/9/4）

●初日は生地の仕上げ

●製品はコンセントカバーの仕上げ。異素材と組み合わせるので、慎重かつ丁寧な作業が求められます。

●二日目は圧力鋳込み場です。

●石膏型を重ねて上のハンドルでしっかりと土が漏れないように固定させた後に、下のバルブを開けて土を注入します。

●鋳込まれているのは縁の下の力持ちである「ハマ」。これがないと渕が丸いデリケートな製品などは歪みが生じます。

●ハマには「吾唯足知」の文字が刻まれています。この裏側は平で、飯碗や湯呑などを乗せて焼くのです。