今日は「有田町第二のふるさと創生会」による「有田三窯匠物語」のモニターツアーが行われました。三窯とは源右衛門窯・幸楽窯・しん窯。それぞれ独自の代表作品を「匠」の指導のもとに制作できる目標達成型講座であります。

午前中は九州陶磁文化館で歴史と古陶磁の作品を学芸員の方から学ばれました。その後、思い思いの窯元で本格的なヤキモノ作りを体験されたのです。

お見えになられたお客様のご希望を伺い、理想の器に出来るだけ近づけることが匠の仕事であります。

弊窯では線描きよりも濃淡をつける「ダミ」で表現する絵柄を選択されましたので、その基本的な作業を限られた時間でご指導しました。ご存じな方もいらっしゃるかと思いますが、「ダミ」はどちらかと言えば線描きよりも難しく、難易度が高い作業であります。

夕方となり練習は終わりました。お客様も一生懸命集中されて少しだけやり方を体得された様子でした。

いよいよ明日が本番となります。（2012/3/1）