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青花匠日記

続・嬉しいお便り

数日前にご紹介いたしましたY御夫妻より、再びありがたい手紙をいただきました。器が取り持つご縁に私達はこの上にない喜びと幸せを感じています。こちらこそ感謝でいっぱいです。(2009/6/2)

以下、寄せられたお手紙です。

一昨年の結婚内祝の折にはたいへんお世話になりました。夫がお手紙でご報告申し上げましたように、先様から非常に良い評判をいただきました。

なにより私たちがうれしかったのは貴窯にて「松竹梅」が商品化され、鉢のほかに皿も加わって、各地の展示会で実際に販売され、多くのお客様が購入されたというお話でした。ご同慶の至りとはまさにこのことです。

さて、このたびは、待望の我が子の誕生にあたって「松竹梅深小皿」をお引き受けいただき、ありがとうございました。私たちは、もちろん結婚の時点で「出産の内祝には松竹梅の第二弾を」とまで発想していたわけではありません。結婚から出産、それは自然な流れのようでいて決して当然ではないのですが、であればこそ、その両方をお祝してくださった方々に、こうして同じ作品の続編をお届けできることは、まさに望外の喜びです。大袈裟かもしれませんが、貴窯の作品によって家族の幸せの道がどんどん開けていく気がしています。

2008年冬、ご当主の梶原夫妻と伝統工芸士の橋口様に子どもを授かったことをご報告し、あわせて、松竹梅のベビーサイズをぜひ作ってくださいとお願いしました。赤ちゃんの成長を祈る気持ちを込めたいので。結婚内祝の松竹梅そのままの縮小版ではなく、「竹」については「たけのこ」にできませんか、と橋口様に相談しました。無理なお願いかと思いましたが、またしてもお答えは期待を超えて返ってきました。完成した「たけのこ」は、まるで赤ちゃんが「おくるみ」に包まれた姿のように、ふくよかで愛らしく表現されていました。

先般の竹文鉢の網代模様に発揮されたグラデーションの手法は継承され、松と梅にもサイズ変更に伴って施された工夫がありました。完成した3点は、古典的なモチーフを現代の美意識でデザインした作品という意味で共通性があります。その上でそれぞれに個性が存在感があり、また、ひと組として見たときに、やはりとてもバランスが良いと感じます。それは家族のあり方を象徴しているようにも思いました。

作品は今回も差し上げた皆様にとても好評です。竹文が「たけのこ」に変わる物語性にも複数の方々からお誉めの言葉をいただきました。無事元気に生まれた子どもは、おかげさまですくすくと成長しています。3月の誕生からふた月あまり、体重も倍になりました。沐浴のあと、バスタオルにくるまれた姿を見るたびに、ご尽力いただいた橋口様、吉丸様、溝上様ほか貴窯の皆様と、なにより身内のように喜んでいただいた梶原ご夫妻に感謝の気持ちでいっぱいになります、ほんとうにありがとうございました。娘と三人、東京より貴窯の益々のご発展と皆様のご健勝をお祈りしています。

●ベビーサイズの松竹梅深小皿と愛らしいお子様

器と味わうお気に入り 洋朝食

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有田焼の素焼きアロマディフューザー 「癒しのりんご」

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 しん窯青花 当主 梶原茂弘


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