今日は釉薬をかけるスタッフがお休みのため、急遽、同職場の女性スタッフに担当していただくことをお願いしました。勿論、私も一緒になってフォローしたのです。私も釉薬かけは個展や公募展用の作品など、いわゆる大物を担当していたこともあり、それに比べれば簡単であろうと安易な気持ちで挑みました。ところが手作り手描きとはいえ、次から次にいろんな形状が回ってきます。一品ものなら自分が責任を持って仕上げますが、この場合チームプレイが求められます。釉薬の濃さ、浸ける時間など、基本的なポイントはクリアーできますが、後の仕上げがなるだけ手間がかからないように作業しなければなりません。結局、皆さんからの助言をもとに納得いくまで作業をしました。つまり本質的なところを知らない私は新人そのもの。それを指導する立場にいた自分が情けなく、また恥ずかしく思いました。これを機に、他の部署や作業など、自分が経験したことのないものは出来るだけ積極的に学んでいこうと心に誓いました。あ～今日は素晴らしい一日だった。（2008/6/7）