作陶展も折り返し地点を過ぎました。ここまでたくさんのお客様に応援していただいております。女優の真野響子様も過密スケジュールの中、駆けつけてくださいました。

さて、昨日のブログの中で忙しさのあまり、昼食もとらなかったと書いてあるのを見て、わざわざお弁当を持参くださったお客様がいらっしゃいました。実は昨年、このお客様より一枚の皿をお預かりしました。是非ともこれに近いものを作ってもらえないかと依頼を受けたのです。

これを受けて、さらに使いやすい形状を追求。口径・渕の反り具合・高台、重さを徹底して見直しました。その皿を今回の作陶展で披露したところ、これが大好評。お預かりした一枚の皿から、たくさんのことを教えていただいたのです。

そして今回も二点のご愛用の器と、その方のお母様からお手紙を預かりました。実はお母様は闘病中で、昨年に続き会場にお越しいただけませんでした。そのことは非常に残念ですが、かわりに今年も新しい提案を下さったのです。

私にしてみれば具体的な宿題をいただき、逆に感謝せずにはいられません。Ｈ様、必ずご期待にそえるような器を作らせていただきますので、楽しみにお待ちください。（2008.3/22）

※今日も写真を撮る暇がありませんでした。申し訳ございません！