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青花匠日記
「旧高取邸を飾ったやきもの」
九州陶磁文化会館にて開催中の「旧高取邸を飾ったやきもの」展を見学しました。炭鉱王として有名な創業者高取伊好(これよし)とその後継者高取九郎(くろう)の時代に使われた膨大な数の陶磁器はまさに圧巻。 重要文化財に指定の調度品や什器もあり、当時宴席を楽しませたものらしいです。国内の陶磁器は勿論のこと、中国・朝鮮・ヨーロッパなどの器も多々使われていたようです。 実はその中に弊窯のご先祖様の作品を二つほど発見しまして、勤めるものとして大変誇りに思いました。「後世に残るやきもの」を掲げて日々精進しておりますが、いつか自分達の作品がどこかの美術館に飾られることを夢みています。(2007/11/12)