先週末に研修も含めて上京してきました。最終日に東京国立博物館にて開催中の、日仏交流150周年記念特別展「Story of...」カルティエクリエイション～めぐり逢う美の記憶を見学。その歴史的宝飾品も魅力ですが、もっとも気になったのは監修した「吉岡徳仁氏」の演出を見るため。

吉岡さんは私の母校である有田工業高等学校デザイン科卒で、私が３年生の時に１年生でした。記憶に新しいのは、auケイタイや最近ではスワロフスキー銀座店のデザインなど数々の世界的ビッグプロジェクトを担当されていらっしゃいます。

暗闇の中に光輝く世界は究極の美を放ち、観る人を神秘的な世界へ導かれるほど。あくまでも主役（カルティエ）を惹きたてる空間演出の中にホログラムを多用した展示は、彼の鋭いセンスを感じました。そんなクリエーターを育てた母校をあらためて誇りに思ったのです。（2009/4/13）