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青花匠日記
鬨柳会研修
今日は二ヶ月に一度の異業種勉強会を弊窯にて行いました。初めに折角有田にお越しになられたので、九州陶磁文化会館で古陶磁について学ぶことからスタートしました。早速、学芸員の方から器の時代背景や技術技法など懇切丁寧に教えて戴き、皆さん真剣に耳を傾けていたようです。
次にしん窯工房見学。先程、やきものの歴史や知識に触れて、現代の職人工房と比較して頂くのがポイント。技術革新のもと品質や歩留まりが確実にアップしているのですが、意外と当時と変わらないものもあるのです。
最後に弊窯の経営状況報告を当主から発表。まさに「まな板の鯉」であります。質疑応答のあと、各社の現状報告を発表していただき、懇親会に移動しました。
私もこの会の事務局兼金庫番役で約10年間務めて参りました。ここで若い人にバトンタッチして、更に会の活性化と継続発展が出来ればと願い、これに皆さん理解と合意くださいました。今年12月までしっかりとお世話をして次にバトンタッチします。(2008/5/15)
●九州陶磁文化会館にて日本芸術院会員の故青木龍山先生、中里逢庵先生・人間国宝の井上萬二先生、酒井田柿右衛門先生、中島宏先生らの作品を見学
●皆さん釘付け状態
●学芸員さんの分かり易い内容に皆さんも積極的に質問されていました
●メインの柴田コレクションを見学
●弊窯に戻り、皆さんの視線はどこに…
●若いロクロ職人の技
●絵描き座にて
●皆さん本当に熱心です
●各社経営報告
●実績や数値も盛り込まれた勉強会なので気持ち的に緩みません