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青花匠日記
作陶展四日目
今日は作陶展の折り返し地点。そして特招会二日目にあたります。平日にも関わらず、たくさんのお客様で賑わいました。お客様と写真を撮る暇もなく、結局、昼御飯もおあずけ状態でしたが、お客様のお顔を拝見できることがなによりのご馳走でした。
お得意様が見えたら、ささやかなお礼の気持ちとして、恒例の干支の盃を差し上げます。この盃は弊窯の上絵付け伝統工芸士の角 康則が心をこめて描いてくれたものです。粗品とはいえ、作品としての評価も高く、この盃に魅せられて、コレクションをされる方も多いのです。
この作陶展は新作を披露する場でもありますが、私どもにとって、来年の宿題をいただく場でもあります。形状に対し、もう少し小さめにとか、軽量化、デザインのアレンジなど様々なオーダーを受けます。これが次回のヒントとなりテーマとなるのです。自分の発案は時として我が強く、一方通行になりがちです。一人のお客様の提案やアドバイスを形にすることで、多くの方に喜ばれます。
今日も耳をダンボにして、情報収集に努めました。おかげでたくさんの宿題を頂きました。感謝!(2008/3/21)