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青花匠日記
玉入れ
日曜日は地区の行事「玉入れ」に参加しました。昔からこの地域に残るイベントらしく、昔は各班ごとに朝から奥様方がご飯の支度をして、皆で玉入れを競い合い、宴会をされていたそうです。最近は、忙しい女性の立場を理解して、各班ごとに何処かのお店で宴会をされています。
私はこの地域に引っ越して約4年を迎えますが、こうした土地柄に伝わる習わしは、どこか懐かしくも新鮮な感じを覚えます。この行政7区は17班で成り立っています。古い人たちもいれば、新しい町並みに他の地域から移り住んでくる若い夫婦と様々です。昨今は隣に住んでいても、ご近所付き合いが薄くなっている時代。1つでも多く玉をカゴに入れるという単純作業は、子供から若い人、お年寄りと世代を超えて分かり易い遊びであり、知らない人とも楽しく遊べる協同作業です。
幼い頃と違って、遊びの形態も様変わりしたこの世の中。お金もかからず、場所もいらず、考えなくてよい「玉入れ」は、忘れかけている人とのつながりや絆を結んでくれる、奥深いゲームなのかもしれませんね。(2007/11/19)
●玉入れの前に祭りの御祝として各班の旗を立てます。
●晴れていましたが風の強い一日でした
●皆さん日峯神社に御参りをされます。
●参られた方は各班長さんが持参された、お神酒となますをいただきます。
●私はスタート役のピストル係で、この後、肝心な玉入れの様子の写真を撮り忘れていました。残念!!