読者の皆さまはレモングラスと言う植物をご存知ですか？熱帯アジア原産のイネ科の植物で、一見、カヤみたいな細長い葉が特徴です。

葉をちぎると、そこからレモンのような爽やかな香りがします。なんでもその中に含まれるシトラールという成分が心身をリラックスさせる効果があるとのこと。この栽培に佐賀県武雄市が全力をいれていらっしゃることはとても有名です。何しろ、市庁舎の中に「農林商工課レモングラス係」があるぐらいですから、その入れ込みようも半端ではありません。

ご縁あって武雄市の樋渡啓祐市長さんからいろんなお話を伺うことが出来まして、今日はその栽培されている畑を見学に行って参りました。武雄市にある八幡岳麓に力強く生えているレモングラスは、地球温暖化現象にも強く、刈っても年三回は生える、とても生命力あふれる植物なのです。

近年、レモングラスを用いた様々な商品が開発されています。お茶や料理、ゼリーにコンニャク、香辛料、香水、バスソルト、クリーム他多数…

武雄育ちのレモングラスは、自ら市のトップセールスマンと称する熱血樋渡市長さんと、柔軟で理解力ある元気なスタッフの皆さんの力で、これからも勢いよく市内外へと広がっていくことでしょう。（2007/10/25）

●八幡岳を背景に

●レモングラスと当主…絵になります

●ところ狭しと元気よく生えています

●刈られても時間がたてばニョキニョキと…

●もうすぐ収穫です